インタレスト・カバレッジ・レシオ

インタレスト・カバレッジ・レシオ

「借入利息の支払能力」インタレスト・カバレッジ・レシオは、1倍以上となっているか意識しましょう。1倍未満だと<営業利益+受取利息・配当金>で<支払利息>を払うことができないということを表しています。

借入利息の支払い能力インタレスト・カバレッジ・レシオ

金融機関の担当者が重視するのは、融資先に<返済能力>があるかということです。利益が黒字であるか赤字であるかは当然見ています。でもそれだけでは<返済能力>はわかりません。
日本銀行の考査があったときに(金融機関は定期的に日本銀行の考査があります)、考査官と話をした際にしつこく確認されたことが、債務者の「インタレスト・カバレッジ・レシオ」でした。


「借入利息の支払能力」インタレスト・カバレッジ・レシオは、1倍以上となっているか意識する


インタレスト・カバレッジ・レシオは、<営業利益+受取利息・配当金>を<支払利息>で割った数字で、金融費用である「借入利息の支払い能力」を見る比率です。1倍以上が必要とされます。
1倍未満だと<営業利益+受取利息・配当金>で<支払利息>を払うことができないということを表しています。



この例では、
〇営業利益2,000+受取利息・配当金500=2,500
〇支払利息3,000
なので、「借入利息の支払能力」は、2,500÷3,000=0.83倍となります。


つまり、1倍未満は、「借りた利息」ですら「営業で稼ぐ利益」で返すことができていないということですので、<返済能力>に疑問が持たれます。


実際に融資の現場では、「営業利益」が出ているのに「支払利息」の方が多いため、「インタレスト・カバレッジ・レシオ」の数字は1倍未満となるケースが結構あります。こういうときは借入金が過大ではないか、簿外債務がないかなどチェックをします。


借りたお金の利息をきちんと返せる能力があるか「インタレスト・カバレッジ・レシオ」は意識しておくといいと思います。

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