「日本政策金融公庫」は、「株式会社日本政策金融公庫法」に基づいて設立された財務所所管の特殊会社です（株式は政府が保有しています）。前身は、国民生活金融公庫、農林漁業金融公庫、中小企業金融公庫で、沖縄県を除く４６都道府県を営業エリアとしています。
役割は、「一般の金融機関が行う金融を補完すること」を旨として、国の中小企業・小規模事業者政策や農林漁業政策等に基づき、法律や予算で決められた範囲で金融機能を発揮している政策金融機関です。

 

事業の運営方針は、
・セーフティネット機能を発揮し、いかなる危機でもお客様の事業継続を支える
・重点事業分野を支援し、地域を担うお客様の発展を支える
・民間金融機関や関係機関と連携し、お客様と地域を共に支える
です。
国民生活事業の業務では、「小規模事業者や創業企業に事業資金融資」、「地域金融機関との連携（協調融資など）」を行っています。

 

日本政策金融公庫は、営業実績が乏しいなどの理由により、資金調達が困難な場合が少なくない「創業前」および「創業後間もない」方に対して積極的に融資を行い支援しています。また特に「女性・若者（３５歳未満）・シニア（５５歳以上）企業家」の創業を特別利率などで支援しています。